2018-03-15 いかなごの釘煮 食べ物 旧武庫郡御影町柳(現在の兵庫県立御影高校の辺り)に住んでいた重吉はいかなごのくぎ煮を知らない。神戸の西、兵庫や須磨に住んでいたら、詩も変わっていたかもしれないなぁと思った。おむれたてのご飯にくぎ煮を乗せるたび思い出す詩。このさびしさをどうしようぞうまいさしみをおむれたての白米にのせてたべてみるのだがなんとなみだのこぼれてきそうなおもいではないかむさむさやたらにたべてはみるがいよいよさえわたってくるさむいようなこころのせつなさ(八木重吉 拾遺詩集 幼き歩み より)