スキ!好き!神戸!

神戸っ子なのに知らない事がいっぱい。神戸を深堀りしてみます。

鉄人28号・神戸市立太田中学校



本日Twittterでエアコンの操作からロボットのコントロールの話になり、鉄人28号の話にどんどん変わっていきました。ツイートしている中で鉄人28号の記憶がよみがえってきました。

親父が買ってくれたブリキのおもちゃ、鉄人28号、鉄腕アトム、空飛ぶ円盤、夢の超特急ひかり号、あと数台あったような曖昧な記憶。そのあとブリキからソフビニに変わり、ウルトラマンとウルトラセブン。僕はアトムよりも鉄人のおもちゃの方が好きだった。どちらも電池で動くおもちゃだけれど、デザインというか造形の段階で、アトムはアニメとはほど遠い形だったからかもしれない。鉄人は、西洋の鎧兜の様ないでたち、とんがった鼻はブリキで造形しにくいのと、玩具ゆえの安全性からか黒いゴムで出来ていた。その鼻をかむと何ともいえない苦い味がしたのをいまでも覚えています。

鉄人は、米軍と戦うために撃たれても死なない兵隊として開発が進められました。試作の1号からはじまり28号で完成したのですが、第二次大戦が終了し、平和利用となりました。
忍者部隊月光は戦地でスパイ活動をする特殊部隊ですが、戦争が終了したので治安維持に努めました。
ビッグエックスは、ナチが開発した薬でした。はじめに注射器で体が硬くなる薬を打ち、その後体が大きくなる薬を注射器で打ちます。子どもが真似をすると危ないので、アニメでは万年筆の様な道具を体にあてるだけになりました。これもナチの開発したものですが、同盟国の日本において平和利用に変わりました。
海底軍艦は、米軍と戦うために帝国海軍が南の島で秘密裏に開発をしましたが、戦争が終わったのでそのまま置いていました。しかし海底怪獣マンダと戦うため、世界人類の平和のために活躍しました。
タイガーマスクは、戦災孤児でした。自分が育った孤児院を経済的に救済するためファイトマネーを渡したことがきっかけで、寅の穴から裏切り者とされました。そして孤児院を守るためにリングで寅の穴のレスラーと戦い続けました。
ペギラが日本をおそった時、特攻隊の生き残りの方がペギラが嫌うコケからとれる成分「ペギミンH」を抱えて、小型機でペギラに体当たりし日本を救いました。その方のお子さんが首から白いきれに包まれたお父さんの遺骨をだいて、東京を後にしました。
僕が生まれたのは、敗戦の16年後。まだまだこのような設定が出来た時代です。そんな映画やTV番組を見ながら、子どもながらに戦争はいやだなと思いました。平和は大切ですが、平和ボケはいやですね。

ちなみに鉄人28号の作者、横山光輝さんは太田中学校の第一回卒業生。大先輩です。